どこに設置するのが正解なのか？
どれだけ素晴らしい綿のぼりを作っても、それを認識してもらえないと意味がありません。
そこで重要なのは設置場所をしっかり考えることです。
人は見たものをすぐに認識できるわけではありません。
脳に届いて像として把握するまでに、少なくとも0.1秒はかかってしまいます。
内容を理解できることまで想定すると、1秒以上かかることもあるでしょう。
よって、一瞬だけ見えるような場所に綿のぼりを設置しても、大した効果を得られないというわけです。
通行人が相手なら大丈夫なケースでも、ドライバーが相手だと話は大きく違ってきます。
綿のぼりの前を一瞬だけ車が通過した場合、目視の時間が上記に満たないことも多いです。
その場合は、そもそも存在していない場合と変わりません。
物理現象として目に映っただけで、内容を伝達する効果は何も果たせてないというわけです。
これでは宣伝できませんし、集客力アップなどの狙いも叶えられなくなります。
よって、ドライバーも対象として、１秒以上は目に入るような場所を選ぶことが大事です。
3秒ほど見てもらえるところなら、アピールしたい事柄をしっかり伝えられる可能性が高まります。
デザインだけでなく、設置場所まで含めて総合的に計画を立てましょう。
魅力的なデザインで興味を引こう
綿のぼりを同じところに設置しても、認知される確率が異なるケースもあります。
存在感が大きくなるように工夫することで、確率を飛躍的に高めることも可能です。
とはいえ、単純に派手なデザインにするのは良くありません。
目障りだと思われてしまうと、視線の先から外されてしまうリスクがあるからです。
言い換えると、興味がわく綿のぼりを用意することで、期待どおりの効果を得られるというわけです。
ただし、これは簡単ではなく、デザインに関して相当な工夫が求められます。
大きくキャッチコピーを書いたり、印象的なイラストを載せたりするなど、
とにかく視覚的にインパクトを与えることが大事です。
それに加えて、しっかり見てみたいと感じさせる内容でなければなりません。
それに成功すれば、上述の時間を確保することは容易になります。
極端な話ですが、視線を釘付けにできれば、すべての内容を把握してもらえるでしょう。
通行人なら立ち止まって見てくれる場合もあります。
目立ちやすい場所に設定して、なおかつデザインでも目を引くのが理想的です。
そのためには、どのようなニーズがあるのか徹底的にリサーチする姿勢が求められます。
できるだけ認知してもらいやすい内容を目指しましょう。